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オーストラリア ワーキングホリデー情報(治安編)

本日は、オーストラリア ワーキングホリデーの治安編をお届けします。

 

オーストラリアは比較的治安が良いと言えますが、それでも日本と比較すれば、明らかにオーストラリアの方が犯罪発生率は高いのが現状です。
やはり、日本ほど治安の良い国はありません。
留学先として人気の高い、アメリカ、イギリス、カナダと比較すると、治安は良いのがオーストラリアです。そのため、オーストラリア=治安のよい留学先、と呼ばれます。

刑法の違いなどで単純な比較はできませんが、日本とオーストラリアの犯罪発生率を、目安として比較した場合、強盗は日本の16.5倍、侵入盗は6.8倍、性的犯罪は9.3倍という数値になります。

殺人などの凶悪犯罪は、先進国の中では高くなく、日本の1.3倍だが、強盗、侵入盗、性的犯罪は、明らかに日本より高い確率で発生しています。


日本人旅行者が巻き込まれる犯罪は、比較的軽微な「スリ」「引ったくり」「詐欺」に合う場合が多く、殺人などの凶悪事件に巻き込まれるのは極稀といえるでしょう。

シドニーの中心部、特に観光客の集まるシドニータワーのエレベーター内などでは、スリが多発しているので注意しましょう。また、シドニーのロックス、サーキュラーキーでは、偽警官を語り、「身分を確認するからクレジットカードを出してくれ」と偽り、そのカードを機械に通して番号などをスキミングする詐欺も登場しました。

世界共通して言えることですが、観光客・留学生は常に一般住民よりスリ、引ったくりに狙われていることを認識する必要があります。なぜなら、多額の現金を持ち歩いている可能性が高いため、そして言葉の壁から警察などに届けをしない可能性も高いため、この2点を指摘することができるのです。

特に1番目の現金ですが、オーストラリアに住んでいる人は、財布の中に100ドルも入っていない人が多いと思います。デビットカードの普及、必要な時にATMから引き出す、あるいは50ドルを超えるものを買うときはクレジットカードを使う、が徹底されているのです。

一方、観光客、特に海外からの観光客は、その地の物価を把握していないため、多めにお金を持ちたがり、現地で使えるATMがない、習慣としてあまりカードを利用しないなど、現地住人より多額の現金を持っている確率が高いとみられています。

 

これらを踏まえた上で、必要な分だけの現金だけを持ち、重要書類はもちあるかいないようにして、万が一被害にあった場合でも、そのダメージを最小限にとどめる努力を心がけましょう。

 

また、各都市の中で比較的「治安が良くない地域」が存在しています。それらの地域にはできれば足を踏み入れない方が良いと思われます。

現地到着後に、現地で出来た友人、ホストファミリー、語学学校のスタッフなどから、現地の情報をいち早く把握しておくように心がけましょう。

 

また、日本よりも海外のほうが、比較的ドラッグを入手しやすい現状です。
当たり前のことですが、法律に違反しており、そのような物と関わりあいのある人とは決して関わらないように注意してください。犯罪に巻き込まれる可能性が飛躍的に高くなります。また留学生の場合は、現地での裁判があり(母国から家族を呼ばれる、高額な弁護士を雇うなど)、さらに強制帰国など、せっかくのチャレンジがすべて無に帰してしまいます。ちょっとだけ、なんて決して甘い考えは止しましょう。

 

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