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オーストラリア ワーキングホリデー情報(習慣・マナー編)

本日は、オーストラリアの習慣・マナー編です。

 

祝日(パブリック・ホリデー)
祝日はクリスマスなどオーストラリア全土で同じ日の祝日もあるが、クイーンズバースデー等州によって日にちが違ったり、ブリスベン市内のみの祝日があったりします。
※レストランなどの経営者は、祝日に店をオープンした場合、従業員に通常の2.5倍の給与を支払わなくてはいけない為、「ホリデーサーチャージ」という、割り増し料金をチャージする場合があります。
2015年のオーストラリアの祝日は、下記のサイトご覧ください。

http://www.australia.com/ja-jp/planning/australian-public-holidays.html

 

服装(フォーマル)
オーストラリアはカジュアルな国、高級レストランであっても「ジャケット&タイ」というところはほとんどありません。
ほとんどのレストランで「カジュアル・スマート」と呼ばれる、襟付きシャツ、ジーンズ以外の長ズボン、スニーカー・サンダル以外の靴、程度の服装で十分です。

ビジネスアワー

オーストラリアのビジネスアワーは一般的に月曜日から金曜日09:00-17:30で、土曜・日曜日は休みの週休2日制です。
土曜日、日曜日は、祝日は一部の業種や、予め従業員と合意の上特別な契約をしていない限り、1.5倍から2.5倍の給与を会社は支払わなくてはいけないため、一般の会社だけでなく、多くの商店も休みのところも多いのです。
ただし、近年の都市部では、土曜、日曜日にも営業する商店も多くなってきました。

 

チップ
基本的にはチップは不要です。
しかし、高級レストランでのランチ、ディナーの場合は、代金の10-15%程度を渡す人がみられますが、必須ではありません。
カジュアルなレストラン、タクシーなどでは、稀に1ドル未満の小銭を渡すくらいで、チップを渡さなくてもまったく問題ありません。
ホテルのポーターへ渡すとしたら荷物1個$1-2程度が標準です。
ベッドメイキングのハウスキーパーは不要。

 

ビル・ホテルの階数表示
オーストラリアはイギリス式の表示になっており、地上階、日本で言う1階は「グランドフロア」と呼び、エレベーターでは「G」と表示されています。そして、日本で言う2階が「1階(ファーストフロア)」になり、以降2階、3階となっていくので注意しましょう。

 

交通ルール
日本と同じで、車は左側、歩行者は右側通行です。
信号機のない横断歩道では人が横断をしようとしている場合、車は必ず停車して歩行者を優先させなければならなりません。歩行者用の信号は、日本でもあるように、ボタンがついています。

 

喫煙
オーストラリアでは比較的喫煙者は多いが、他の欧米各国同様、年々厳しくなってきており、ホテルの多くの客室も禁煙ルームが増え「全館禁煙ホテル」も珍しくありません。
ホテルロビー、レストラン、パブ・バー、列車、バス、会社内、公共の場所などは全て禁煙です。また、喫煙は屋外になる場合がほとんどですが、タバコの吸殻にポイ捨ては、罰金がかかります。また、クイーンズランド州などでは、ビルの出入り口4メートル以内は禁煙となっており、違反者には罰金が科せられています。オーストラリアでの喫煙は、飲酒と同じく18歳以上が可能です。
タバコは1箱1000円以上していますので、タバコはやめて渡航するほうが良いでしょう。

 

エスカレーター
エスカレーターでは左側に立ち、右側を急いでいる人のために空けておきましょう。
関西方面の方は、反対になりますね。

 

エレベーター
降りる人を先に、他の欧米諸国同様、レディファースト。
込んでいるエレベーターで降りる場合など、「EXCUSE ME(エクスキューズミー)」と一声かけて出口を空けてもらいましょう。
無理やり降りようとするのはマナー違反。逆に自分が出口付近に立っている場合は、出口を空けましょう。

 

くしゃみ
くしゃみをする場合は、必ず口をおさえて。周りに人がいる場合は、くしゃみの後「EXCUSE ME(エクスキューズ・ミー)」と、ひとこと言いましょう。
そうすると「BLESS YOU(ブレス・ユー)」と返してくれますので、「THANK YOU(サンキュー)」と返事をしましょう。

 


オーストラリアは多民族国家ですので、いろいろな人たちがいますので、何が正しいのかわからないという場合には、基本、日本でのマナーを守れば問題ないでしょう。
しかし、最近は日本人もマナーの悪さ指摘されるケースも多いようですので、日本人の代表として行く気持ちを忘れないようにしましょう。

 

 

ワーキングホリデー・留学に関するご相談は、ワーキングホリデー協会までご遠慮なくご連絡ください。