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オーストラリア ワーキングホリデー情報(移動手段編)

本日は、オーストラリアの移動(交通)手段のご案内です。

 

【自転車】

日本では歩道を自転車が走っているところを見かけますが、オーストラリアでは必ず自転車は車道を走らなければなりません。また、自転車に乗る時は必ずヘルメットを着用しなければならず、これをしないと違反で罰金が科せられます。

(日本でも自転車は車道を走るのがルールですが、狭い道が多いため守られていませんよね)

ノーヘルメットの罰金は約$80だったと思います。 

必ず忘れずにヘルメットを着用しましょう。

自転車は日本と同じように、お店で買うか、インターネットの「ヤフオク」のような個人間での売買で購入するか、もしくは知人・友人に譲ってもらう方法がありますね。周囲に帰国間近の人がいればぜひ聞いてみましょう。

 


【バス】
利用料金をキャッシュで支払う場合と、あらかじめバスカードにチャージしておくものと、割引のチケット(7日間フリーパス)があります。

 

・キャッシュの場合

前払い制になりますので、乗車時に行き先を運転手に伝え、料金を支払います。


バスカードの場合

PASMOみたいなプラスティックのカードを事前に駅やコンビニで購入してチャージしておきます。

それを乗車時と、降車時に機械にタッチすると料金が引き落とされます。

今の日本ではこの方法が一般的ですね。

 

※バスを利用する際の留意事項
①街の中心地ではあまりないですが、中心地から少し離れたところ(例えばホームステイしている場所)でバスを利用する際は自分が乗りたいバスがバス停に来た時に何かしらの合図をしないと停まってくれないことがありますので要注意です。

 

②バスは時刻表の通りに運航されていません。

日本でも雨天時や通勤ラッシュ時にはあることですが、向こうではそれが常時あることなので、到着時間には30分は余裕をもって行動した方が良いでしょう。

 

③オーストラリアでは停車駅の車内アナウンスがありません。

事前に自分が降るバス停と降車するバス停の近くに何か目印となるものを見つけておいてください。※夜になっても発見できるものにしましょう。

 

 

【長距離バス】

オーストラリアには 日本と違って大陸を縦横無尽に走る長距離バスがあります。格安での移動手段を希望する場合はこの安い長距離バスを使います。いろいろなタイプのバスパスがあるので目的に合わせて選びましょう。もっとも有名なのはグレイハウンド・バス会社です。

グレイハウンド・バスとは広大な国土を持つオーストラリアを、ほぼ全域カバーするオーストラリアの長距離バス会社。他のバス会社と比較して、便数が多いのでたいへん便利です。

 

前もってルートを決めて計画的に旅をしたい方には一定方向に進めば乗り降り自由な周遊券エクスプローラーパス。

 

風の向くまま気の向くまま自由に旅したい、というルートはまだ決めていない方に走行距離で計算するキロメーターパス。

どちらも長所・短所があるので購入前に注意して選びましょう。

 

さらに、YHAカード、VIPカード、国際学生証明書をお持ちの方に適用される特別割引料金があります。YHAカードは渡航前に準備できますので、用意されておくとよいでしょう。


あと、バスパス保持者でも各路線の予約は必要となります。遅くとも24時間前、繁忙期であれば3日前までくらいに、その乗車するバスの予約を済ませてください。予約はグレイハウンド社のWEBサイト、又はグレイハウンド社の予約センターで簡単に予約をすることが可能です。

 

 

 

【電車】

電車は日本同と同じように乗車前に切符を券売機で買う方法とPASMOのようなカード(バスと電車は共通のカード)を購入してチャージしておく方法、そして割引チケットなどがあります。
バスほどではありませんが時刻表とおりには運航していませんので、時間にはゆとりを持って利用するよう心がけましょう。

 

また、長距離の移動には長距離列車の利用も面白いです。

なかでもシドニー~パース間を結ぶ4350kmを走る大陸横断鉄道「インディアンパシフィク」やシドニーアデレードアリススプリングスを結ぶ大陸縦断 鉄道「ザ・ガン」、ブリスベンケアンズ間を結ぶ「ザ・クィーンズランダー」などは、サロンやバーもあるレストラン・カー。車窓に広がる景色を眺めながら食事ができます。乗り放題のグレートサザンウェイパスがお得です。http://www.ats.co.jp/gsr/motorail/index.html

 

 

【自動車】

日本の免許証+免許証の英訳+パスポートを持っていれば運転できる州もあれば、
国際免許が必要な州もあります。ワーキングホリデーならば各地へ旅行することも多いと思いますので、出発時に国際免許証を持参するようにしましょう。

また、国際免許証の有効期限は1年間のみですので、セカンドビザを取得することを検討している人は現地での免許証の取得が必要な場合もあります。

 

交通ルールですが、オーストラリア車は基本右ハンドル・左側通行と日本と同じですから、運転しやすいと思います。


ただし、日本と異なるルールもあります。

①日本でも普及を始めている地域があるようですが、交差点に「ラウンドアバウト」というロータリーみたいなものがあり、走り方は時計回りで右から来た車が優先になります。自分が右に曲がりたい場合は左からラウンドアバウトに入り時計回りに270度回転して抜けるという感じになります。

※イメージが難しいですよね・・・下記のWikiを参考にしてみてください。

ラウンドアバウト - Wikipedia

 

また、レンタカーを利用する際には、クレジットカードが必要になる場合も多いため、事前に用意しておくとよいでしょう。

 

 

【航空機】

 オーストラリアは日本の約21倍の広大な国ですので、飛行機の移動もあるでしょう。

現在マイナーな路線を運行する小規模な会社を除き、カンタス航空ジェットスター航空、そしてバージンブルー航空の3社が、オーストラリアの多くの都市を、全国規模で運行している航空会社です。

予約はどの会社もインターネットから可能ですので、安い時期を見計らって利用するとよいでしょう。

 

 

 

 

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